カテゴリ:コーチング



06日 7月 2019
「先生!アゲハ蝶がいます!」焦った声の生徒さん。エアコンの室外機を見つめています。その辺に、アゲハ蝶がいるのでしょう。大丈夫だから中に入るようにと告げ、その日はいつも通りの授業をし、片付けて帰りました。次の日、カギを開ける時にふとこのやり取りを思い出して、なんとなく室外機を見たのです。なんと、アゲハ蝶がいるではありませんか!室外機の外にいると思っていたら、中に!よく見ると、すぐそばに羽化した後のさなぎも。仕方なく、ドライバーでふたを開けて逃がしてあげましたが、なかなか外へ出ようとしません。やっとの思いで外に逃がし、室外機を戻し、さなぎも除去。あんな美しく育ったにもかかわらず、外へ出る、という選択は彼(彼女?)にはなかったようです。人も同じ。持って生まれた才能も、磨かなければ、知らなければ何にもならないと、つくづく思いました。生徒さんたちには、質の良い学びを、気づきの機会をたくさんもたらしたいと、思いを新たにした一日でした。あぁ、写真撮らないでしまった~!うかつ!

02日 5月 2019
今日はコーチングの観点からのお話です。「あの時こう言ったのに」「あの時こう聞いたのに」これですれ違うこと、結構あると思うのです。いった言葉、聞いた言葉とともに、自分の感情を受け取っていたのかもしれませんね。本当はこうしたかったのに、こうしてもらいたかったのに、言葉で伝わることは少ないです。思った通りに伝わっているか、思った通りに受け取っているのか、確かめなくてもきっとわかってくれるはず、分かっているはず。そんな信じ込みがすれ違いを作ります。 そんな私も、今朝「明日何時に出ようか?」と娘に聞くと、「え? 明日?」と不思議そうな顔をされませいた。ほかの家族に言っておきながら、肝心の本人に言っていなかったようです。信じられませんが、こんなことが結構ある、我が家です。笑って許してくれる(あきらめているような……)家族に感謝です。 いつもより家族や友人と過ごす時間が長くなるゴールデンウイーク、言葉の伝わり度合いをかみしめてみるのもよいかもしれませんね。